エグモント・ホイスコーレン留学報告会を開催しました!                          

 国連が2016年に発表した「世界幸福度報告書」で、デンマークは157ヵ国の中で「最も幸せな国」に輝きました。社会保障が充実し、貧困格差が少なく、個人の自由度や政府に対する信頼度が高いことなどが主な理由なのだそう。みなさんは、そんなデンマークに「エグモント・ホイスコーレン」という健常者と障害者が共に共同生活を送りながら学ぶ学校があることをご存知でしょうか。
 12月18日、静岡済生会療育センター令和の4階会議室をお借りし、実際にこの学校に留学経験がある方々をお招きし、留学報告会を開催しました。当日は、当法人とのつながりを大切にしてくださっている小林博子さん、これまでに2回の留学経験がある成川祥太さんと成川さんのご家族、そして、成川さんのパーソナルアシスタントとして同行した石川雄也さんがそれぞれの視点から報告をしてくださいました。常葉大学保育学部の先生や学生、静岡大学の学生、特別支援学校にお子さんが通っているという保護者の方、さらに、当法人の就労継続支援B型それいゆ、生活介護さにぃに通う利用者のみなさんや職員ら約60名ほどが集まり、報告者の話を真剣に聞いていました。

ちょっとシャイなしょうたとゆうやの絶妙なコンビネーションにほっこり♡
理事長が強い思いを込めて開催を決意した報告会。どんな思いで見つめていたのでしょうか…

 この『エグモント・ホイスコーレン』の考えは、ひまわり事業団の理念に相通じます。
どんなに重い障害があっても、なんでも挑戦できるのがこの学校の特徴だからです。ひまわり事業団でも過去に富士登山やバンジージャンプに挑戦する方の応援をしたことがあります。現在は、福祉サービスが充実しつつあり、事業所として安全性を考慮することは当たり前。でも、だからこそ、いわゆる「はっちゃけたコト」ってなかなかしなくなったように感じます。「できなくなった」と言った方が正しいのかもしれません。理事長は言いました。「ひまわり事業団だからこそ、この報告会をやらなければ!」と。そのひとことに込められた思いを、私は感じることができたような気がします。

↓富士市で開催された留学報告会の様子がYouTubeで観られます↓

https://youtube.com/watch?v=oaNr2qcElN8%3Fsi%3DY43b2h69Ui16Z1Gu

報告会のあとは、集まってくれた先生や学生のみなさんとざっくばらんに交流会♪エグモント・ホイスコーレンについて質問をしたり、慢性的なヘルパー不足ということで、しっかりヘルパー募集もさせていただきましたよ。これからひとり暮らしをする予定の利用者さんが勇気を出して「私の介助者になってください!」と声を挙げていた姿が印象的でした。おかげで数名の学生がヘルパーの仕事に興味を持ってくれたようでうれしいです!
—–
このデンマーク報告会の様子が、2023年12月20日の静岡新聞に掲載されました!

—–
来年は、島田市で新たな企画もあるそうです。興味がある方はぜひ❣


 最後に、この報告会をきっかけに、今後もつながったみなさんとさらに楽しいコトができればと私は密かに思っています💛
 報告会に参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です